「整備士への転職で志望理由・自己PRはどうしたらいい??」
そんなお悩みをもつ転職志望者必見!!
今回の記事のラインナップはこちら!
1.整備士への転職を成功させる術を知るべき理由とは
2.整備士の志望理由でおさえるべきポイント3選
3.転職成功術!タイミング、転職の流れと気をつけるべきポイントを解説!
4.まとめ
【目次】
1.整備士への転職を成功させる術を知るべき理由とは
整備士も技術職であるので、職人として扱われることもよくあります。整備士といっても数種類の整備士がいますが、「1人で黙々と作業する」というイメージをもたれるのではないでしょうか。
しかし実はどのような職場で整備士として働くかによって、そのイメージは変わってくるのです。
これはほんの一例ですが、整備士への転職を成功させるためには、簡単なイメージではなく、整備士の今の現状に目を向け、そして「知る」ことが重要になってきます。
今回は、整備士に転職するのに適している年齢、流れなどの全般的な情報から、具体的に転職する際の志望理由についてもまとめていき、この記事を読んでいるあなたに成功術を体得していただきますよ!
2.整備士の志望理由でおさえるべきポイント3選
まず、整備士へ転職する際の志望理由についてポイントを3つにわけて解説していきます。整備士としての資格や技術ばかりではなく、整備士としての適性や志望理由の具体性を伝えられるかが重要になってきますよ!
①自分のスキル・経験・資格をどのようにいかしていきたいのか?
前職が整備士、もしくは資格の有無に関わらず未経験、どちらにしても前職で培ったスキルや経験は当然転職先では重宝されます。しかし、志望理由ではそれを転職先で「どう生かしたいのか?」を伝えられることが重要です。
特に、資格がなく、未経験の場合はなぜ整備士自体になろうと思ったのか?というのは応募先企業も気になるところになります。もっている経験・資格・スキルだけをアピールするのではなく、その先の生かし方について言及できると高評価です!
②数ある求人の中でなぜ選んだのか?
整備士自体が不足している現状のため、求人数は比較的に多いです。整備士を求めている会社が多い中で、「なぜその企業」でなければいけないのか?というのは非常に重要な問いになってきます。
「自宅からの距離が近い」「給料が高い」「社風がよい」などと、正直そういう面も動機としてはあるかもしれませんが、もっと会社の中身にフォーカスして、「その会社でなければできないこと」を考えたり、情報がなければ自分で足を運んだり、ネットでできる限り検索して、できる限り多くの、そしてリアルな情報を集めるようにしましょう。
③「社交性」「忍耐力」「対応力」をアピールできると望ましい
整備士として必要な適性として、大きくこの3つがあります。一見、「え、それって本当に必要なの?なんだかんだで技術や資格が重要でしょ」と思いがちですが、現場の本音からすると、この3つが真実といえます。
「社交性」 | 社交性は、会社内外で使えることです。会社内では同僚とコミュニケーションをしたり、業務で連携をとる場面もあります。また、社外では最近多くの会社が直接顧客に提案や整備の説明をするのに営業担当ではなく、整備士をあてる傾向があるので、お客様とコミュニケーションをとらないといけないケースがあります。どちらの観点からみても社交性は重要といえます。 |
「忍耐力」 | 整備士の職場環境にあります。夏では暑く、冬では寒い状況の中で納期に間に合わせるように業務をしなければいけない比較的過酷な状況での仕事になります。ですので、忍耐力はあるほうがよいでしょう。 |
「対応力」 | 整備士となると、お客様の故障対応などもするため、臨機応変に対応できることが望ましいですね。納期を早めてほしいという注文にも応じないといけない場面もあるため、ある程度対応力がないと厳しいかもしれません。 |
3.転職成功術!タイミング、転職の流れと気をつけるべきポイントを解説!
これまで志望理由についてみてきましたが、ここからは「転職成功術!」と題して、
実際に転職する際のタイミングや流れについて解説していきます!
▶︎整備士へ転職するベストタイミング
(1)転職する時期
整備工場は基本的に年中忙しいですが、特に多忙で人材がほしい時期となるのが、冬場11月~1月、夏場8~9月、そして3~4月です。冬場、夏場がなぜ忙しくなるかという点ですが、「一般社団法人日本自動車連盟(JAF) データで見るロードサービス」によりますと、事故が起こり、JAFが出動する回数が増えるのがこの時期です。休暇があり、家族連れやシニアの方々が多く車で遠方にでかけることで交通量が増えるからと考えられます。故障車が多いということは整備工場に持ち込まれる車両も多いということです。3~4月は新車・中古車ともによく売れる時期のため、点検・整備の機会が増えます。ですので、この多忙期に転職をすると即戦力であれば歓迎されやすいです。
(2)適齢期
整備士は技術職であるので、資格をもっていることはもちろん、ある程度実務経験を持っていたほうが転職先への印象はよいでしょう。未経験・無資格の場合でも若すぎても、前職での経験が浅く、アピールも弱くなります。かといって高齢になっても家庭をもっていたり、転職先の会社も長く働ける期間が短くなるので、あまり採用意欲は高まりません。そう考えてみると、適齢期は20代後半から40代手前がベストと考えられます。
▶︎転職の流れ
(1)事前準備
・転職計画を立て、情報収集を行おう!
いつからはじめるのか、活動時期はどのくらいかけるべきか、在職しながら可能か、など、転職したい時期を逆算して、今の状態を考えながら計画をたてましょう。
・自分自身をみつめなおす
なぜ整備士へ転職をするのか、その理由も考えながら、今までやってきたこと、培ったスキル・能力・スキルは何かを改めて振り返ってみましょう。
(2)応募
・求人を調べる
業界研究をしながら、求人を調べ、自分に合う会社を実際に探してみましょう。
・書類作成を行う
応募したい会社が決まったら、提出書類でなにが必要かを調べ、必要書類の記入を行いましょう。この記事の「志望理由のポイント3選」をみながら考えていくのがおすすめです!
・応募する
実際に書いた書類を応募先が指定する方法で提出しましょう。そして、応募先から返答があるのを待ちます。
(3)面接
・応募先と日程調整を行う
応募先から返答がきたら、面接日時を決めていきます。応募先企業の指示に従うようにして、希望日を求められたら、3候補ほど挙げるがベストです。このときからもう面接は始まっているので、メールでのマナー、電話の話し方で印象を落とさないように気をつけましょう。
・いざ、面接本番!
面接本番では、必ず時刻、場所を3度は確認しましょう。わからない点は素直に電話で問い合わせましょう。あいまいにするのが一番危険です。持ち物も指定されたものを忘れずに持参し、本番では自信をもって話しましょう。
(4)内定発表
・内定への返事の仕方
電話でははきはきと話し、出れなかった場合はすぐに折り返しましょう。もし、その場で決断できないときは「2~3日後」を目安に保留を伝えます。
・辞退の仕方
辞退する場合は、できるかぎり早く行い、正直な理由と謝罪の旨を伝えます。その際には、会社のことではなく、自分の状態を理由にしましょう。例えば、他社と比較して他社の方が良かった、などと会社のことを言うのNGです。
(5)退社・入社手続き
・退社手続きマナー
退職の意思表示は1~2か月前がマナーです。それは会社があなたの後任を決めたり、手続きをスムーズに執り行うためです。今までお世話になったことを感謝し、円満退社をしましょう。
・入社・初出勤で気をつけるべきこと
事前に入社先が何を扱っているかなど調べられる情報は入手しておきましょう。出勤日には持参書類や工具が必要な場合は工具など初日は問題を起さないことが絶対です。
4.まとめ
今回は、整備士の転職成功術をまとめていきました。整備士でも最近では社交性が求められたり、そもそも人材不足ですので需要の高い職種とはいえそうです。今回の内容を頭にいれて、転職活動を進めていただき、ぜひ転職成功をおさめていただければと思います!
(転職の攻略本 編集部 秋田たいき)